幼児は乳歯が生え始めた頃から始める歯みがきがとても嫌いです。
我が家の4歳になる長男も大嫌いでしたが、ある絵本が変えてくれました。
長男をあお向けに寝かせて頭をひざの上にのせ、あごを手で押さえながら上からのぞきこむようにしてみがきます。
むし歯になりやすい奥歯のみぞや、歯と歯の間を中心にみがきます。
いつも、大人しく言うことを聞いてくれたらいいのですが、なかなかそうはいかないものです。
歯みがきを始めた頃は虫歯になるよりはマシだと思って羽交い締めにして無理矢理歯をみがく毎日でした。
それが今では、「歯みがきだよ。」の一言で兄弟3人楽しそうに歯磨きする様になりました。
始めの頃は、長男は乳歯が生えはじめた頃から1歳過ぎまではとても楽しそうに歯磨きの時間を過ごしていました。
ところが、一歳半過ぎた頃から急に嫌がりだしたのです。「歯磨きだよー!」というと、”逃げ出す→捕まえる→泣きわめく→羽交い締め→頑なに口を開けない→なんとか無理矢理やる(逃げ回るのを楽しんでたりします。)”と大変な思いをしながら、毎日毎日繰り返していました。
泣きわめく我が子を見るのは辛いものでした。
「いつまで続くんだろう…」と途方に暮れていました。
ちょうど、そんな頃から試行錯誤を始めました。
- 歯ブラシを変えてみる。
- 数を数えながらやってみる。
- 歌を歌いながらやってみる。
- 歯磨きを題材にした絵本を読む。
- パパに子供役をしてもらい、歯をみがくところをみせる。
1番効果があったのは”歯磨き絵本”でした。
1番効果があったのは”歯磨き絵本”でした。
「できた できた はみがき」という絵本なんですが、最後のページにかがみがついています。
すぐに効果はでるわけではないですが、毎日読んでるうちに歯磨きの事を理解していったのだと思います。
このかがみが大好きで、歯みがく後に。自分の歯を見てはニコニコしてました。
誘うときは絵本のセルフを引用して、「長男くん大変!長男くんの歯に虫歯菌がいるよー!」と呼んで、「あーのお口で奥歯をシュッシュ!」というセリフを使う事でとてもスムーズに磨かせてくれる様にもなりました。
2番目に効果があったのは、パパが子供役になり歯磨きしている姿を見せるでした。
次は自分がされる事を客観的みる事で受け入れやすくなった様です。
パパが楽しそうに演技をしていたので、楽しい事と解釈してくれたのかもしれません。
次男は3歳になりましたが、次男を羽交い締めで歯磨きした事はありません。(長男の影響が大きいようです。)
最初から最後まで自分で歯磨きをしたがる子に育ちました。
自分でバイ菌をやっつけたいらしく、長時間歯をみがいてバイ菌と格闘しています。
そんな次男には、「ママがバイ菌さんを弱くするね」と言って仕上げ磨きをしています。
長男の影響で、次男と三男は、「歯磨き=楽しい」と解釈してくれているようです。
もうすぐ1歳になる三男も、CiベビーS(赤ちゃん用の転んでも刺さらない歯ブラシ)で必ず兄達と共に歯磨きしています。普通の歯ブラシを使い始める前に、我が家では毎回この歯ブラシを使っています。
歯みがきを嫌がるポイント
- 口の中に歯ブラシが入るのが気持ち悪い
- ヨダレも溜まるしずっと口をあけていることが苦痛
- 歯磨きのときのお母さんが怖い
歯みがきを嫌がり始めたのは、仕上げ磨きに力を入れ出した頃です。歯みがきをさせるために、無理やり押さえつけたり、怒ってしまったりする事で、「歯磨き=怖い」というイメージを植えつけてしまっていたんだと思います。
仕上げ磨きは、6歳くらいまで続けましょう。
毎日の歯みがきを、1回5分、朝夕2回だとして一年間で3,650分。一年間で60時間以上も歯みがきに費やす事になります。
1歳から6歳迄で360時間です。凄い時間ですよね。
楽しい歯磨きの時間になる様にこれからも試行錯誤していきます。
歯医者さんごっこなんかも、良さそうですね。
★おわり★