子供達は砂場で遊ぶことが大好きです。
我が家の子供達も砂場で遊ぶことが大好きです。
5歳になる長男は、2歳の頃に公園に連れて行くと何時間も砂場で楽しそうに遊び続けていました。
その姿を見て、当初はこう思っていました。
「砂場より、他の遊具で身体を動かして遊んでほしいな。」
「砂場って、服が汚れるから遊んだ後が大変なんだよね。」
「公園の砂場って、正直汚いよね。」
ところが、今では公園に行たときに、砂場でしか遊ばなくても、服がめちゃくちゃ汚れても、多少天気が悪くても、家の中に砂が入って掃除が大変になったとしても砂場で遊ぶ方がいいと思えるようになりました!
砂場で遊ぶことは、超絶メリットあり。
幼児期に砂場で遊ぶ事は本当にメリットだらけなのです。毎日でも砂場遊びをしてほしい程に魅力的な遊びなのです!
我が家では、砂場を作りました。
我が家では、砂場の魅力に取り憑かれて、ベランダに砂場を作りました!!
ホームセンターで売っているプラスチック製トロ船120ℓを購入して、砂場用の遊び砂を2袋ほどを投入するだけです。
(トロ船には、水が抜けるようにドリルなどで穴を掛けておきましょう。水が抜けないとカビたりバイ菌の原因になりますので注意してください。)
「砂場で遊ぶこと=超絶メリット」
- 体力の向上
- 感性が豊かになる
- 想像力を培う
- 創造性が養われる
- 科学性の芽生
- 言葉のやりとりの
- 情緒が豊かになる
- 社会性が身につく
1.体力の向上
遊びの中でも体力の向上とは程遠くみえる砂場遊びですが、実は体全体を使う遊びなのです。
踏ん張りの効かない砂場では立つ、座るという動作の繰り返しだけでもいい運動になります。
砂場を歩くだけでも砂特有の不均等さが人体に余分な負荷をかけ、砂を掘る、運ぶ、すくう、積む等の動作の繰り返しでも筋力はアップします。
1歳前後だと軟らかく崩れやすい砂の上でハイハイや歩行する事で体力の向上だけで無くバランス感覚も養えます。
又、裸足で遊んで足裏を刺激する事で脳が活性化され、足指の力でしっかりと地面を踏むのでバランス感覚や体幹がしっかり鍛えられます。
2.感性が豊かになる
豊かな感性をもつ人って素敵ですよね。
感性は磨く事が出来るそうです!
砂場は感性を磨くのにとてもいい場所です。
砂で何かを創作する事でも、視覚や触覚などの五感を使ってアイデアを考える事でも、人の行動を先読みしたり考えたりする事でも、砂場で経験しうる色々な事で感性は磨かれていきます。
感性が豊かな人は、自分が好きな物や興味があるものに対して、時間を忘れるほどに集中できる特徴があるといいます。
我が家の子供達もその様に育ってくれればと思っています。
3.想像力を培う
想像力とは、心に思い描く力です。
想像力が豊かな人は、ひとの気持ちを思いやることが出来、相手の立場に立って考えることが出来、自分の行動の結果を予測し、
危険やトラブルの可能性を察知する事が出来る等、人としてとても魅力的なですよね!
そんな想像力は砂場でも培われます。
砂を山や川に見立てて遊んだり、
遊びの展開の予測をしたり、道具の選択や使用に関する試行錯誤をしたりする中で身についていきます。
想像力の欠如した大人にならない様に色んな遊びの中で身につけてくれたらと思います。
4.創造性
創造力とは想像したものを作り出す力のことです。
砂で山や川を作ったり、ケーキやお団子を作ったと見立て遊びをする事で培われていきます。
子供はスコップやバケツなどの道具が無くても、葉っぱや木の実や木の枝や石。
自然に遊ぶ材料を調達し遊び出します。
真似したり試行錯誤する中でも砂場での遊びは広がり、複雑になり飽きる事なく取り組めます。
手先指先も器用になります。
5.科学性の芽生
砂,水,土,泥×深さ,高低,固さ,量,性質,感触,
可変性 のある砂や水と道具などを組み合わせることで砂場での遊びは広がり、複雑になります。
天気によっても砂場のコンディションはかわり、遊びの幅も広がります。
又、泥団子や何かを一生懸命作ったりする事で集中力も養えます。
6.言葉のやりとり
公園で遊んでいると、他人と接する機会がふえます。
その中でも限られたスペースで遊ぶ砂場は物の貸し借りをしたり、一緒に何かを作ったりとコミュニケーションを図る機会が多くあります。
異年齢や色々な性格の子供との接し方を遊びながら学び、一緒に遊ぶ中で自己表現の仕方を学ぶのにも最適な場所だと考えます。
砂場では些細なトラブルも多く起きます。
数年前、長男と砂場にいくのはとても嫌でした。
砂を投げてしまったり、おもちゃの貸し借りでケンカしてしまったりとトラブルばかりおこしていたからです。
それが今では、コミュニケーションを図るのがとても上手な子になった様に感じます。
7.情緒豊かになる
幼児期はまだ情緒は未完成で不安定な時期。影響を受けやすい時期に、子どもたちの感受性を刺激し情緒を育んでいくのに、自然と接する事はとても大切なのではと思います。
他の遊具と比べると、砂場は自然を感じれる場所ではないかと思います。
自然の中に身を置くことで、感じる心が育まれ、情緒が豊かな人間になってほしいです。
8.社会性が身につく
砂場で遊んでいると、色んな人と触れ合えます。
異年齢、性格、異性、人数、同じ砂場でも無限に遊び方が変化する所が砂場の魅力の一つです。
そんな砂場での触れ合いの中では、言葉に耳を傾ける、話をきく、考えを理解する、受け入れる、思いや考えを汲み取る、察する
待つ、我慢する、一緒にする、手伝う、分担する等、遊びながらコミュニケーション能力がめきめきと育っていきます。
遊びの中で人の気持ちを考える事、自己表現の方法も自然に学ぶのです。
色々書いてみましたが、ほんとに砂場で遊ぶことってメリットだらけです。!!
デメリット
汚れることと不衛生な砂場もあるというところでしょうか。
猫の糞があったり、ゴミが落ちている様な砂場もありますよね。
流石にそういった場所は避けた方がいいですが、ある程度汚い場所で遊ぶことは、子どもの免疫力を高め、風邪を引きにくく、アレルギーも起こりにくくなるのでトライしてみましょう。
まとめ
長々と書きましたが、それほどメリットがあるということが伝わりましたでしょうか?
ホームセンターでプラスチック製トロ船120ℓと砂場用の遊び砂を2袋ほどを購入しても1万円もかかりません。
それが、子供達の成長に大きな影響を与えるとしたら試してみるしかないですね。
我が家では、砂場の魅力にとりつかれてベランダに砂場を作りましたが、家の砂場は衛生面でとても優秀です。
注意していただきたいのですが、子供達は砂をトロ船から持ち出したり散乱させたりします。
そんなときは、大きな気持ちで受け止めてあげてください。
そして、最後はお片付けよろしくお願いします。
室内で出来る砂遊びもあります。
興味津々です。