ピアノは、水泳などと共に人気のお稽古事です。
幼児の時期に著しく発達するのは、聴覚・記憶力・判断力・認識力・思考力などだといいます。
その感覚の中でいちばん早く成長するのは聴覚で、2歳頃から発達し始め、幼児後期の4~5歳の頃に臨界期(最も大事な時期)を迎えるのだそうです。
感性を磨く大切な時期。
そのひとつとして、音楽やピアノが生活の中にあったらと思い、電子ピアノを購入しました!
ピアノって色々な種類があります。
- グランドピアノ
- アップライトピアノ
- 電子ピアノ
我が家は本格的にピアノを始めるというのではなく、
家庭で子供と一緒に、歌ったり、踊ったりしながら、「音楽に触れる」「親子で楽しむ」「感性を磨く」というのが目的です。高額でスペースの必要なグランドピアノやアップライトピアノには手が届かなかったので、電子ピアノを選択しました。
楽器店には置いてありませんでしたが、くるくる丸めて持ち運ぶことが可能なロールピアノというものもある様です。
時や場所を選ばずに演奏できて大変便利ですね!
私は幼少の頃に数年間ピアノを習っていました。人に教えれる程の腕前ではありませんが、ピアノを習っていた事がこんな形で役にたつとは思っていなかったので、とても感慨深いです。
ピアノは脳の発達に良い影響があることは多くの脳科学者の研究発表などで周知の通りです。
ピアノは、両手の指を複雑に使い、そしてペダル操作では足も使い、全身で演奏します。そのような複雑な動作を要するピアノの演奏は、自然に全ての脳の機能を高め“地頭”をよくするのだそうです!
そもそも、ピアノという選択肢を得たのは、幼児教室でのやりとりからです。
長男と次男が通っている七田式教室の授業では、リズムや歌に乗せて色々な事をインプットしていきます。
家でも毎日CDをかけ流しているだけで、いつの間にか円周率や足し算、俳句などを、歌として覚え口ずさんでいるのです。
七田式教室に通い始め、生涯で最も吸収力の高い幼児期からの取り組みが、とても重要だという事を学んだと同時に、音楽の重要性も学びました。
音楽を聴く事や、楽器を演奏することは、さまざまな感覚や機能を駆使するため、脳のたくさんの部分を刺激するようです。
そして、誰もが一度は耳にした事がある言葉。「絶対音感!」
絶対音感を身につけることのできるチャンスは幼児期に限られているとの事なので、楽しみながら身につける事ができるのならば身につけてほしいと思っています。
因みに、絶対音感はピアノではなくオルガンでも、アンパンマンのキーボードでも身につける事も可能らしいです!
絶対音感の習得のためにはいくつか条件
- できるだけ年齢が低いうちに訓練を開始する⇒ 習得の確率が高まる
- 自宅で毎日数回(1回数分)の練習を継続する⇒ 親が練習を見てあげる必要がある
- 自宅に楽器を用意する
- 絶対音感学習の妨げになる状況の排除⇒ 相対音感の練習等、調性感を意識させるような状況をさける
絶対音感トレーニングは、毎日の練習が大切。
1日数分ずつ、何年にも渡って根気強い練習が必要との事です。とても大変なトレーニングですが、、一生消えない絶対音感を身につける事ができたら、子供への大切な贈り物になるのではと考えています。
とりあえずは、簡単な歌を弾きながら歌った後、ドレミでも歌う様にしています。
絶対音感のメリット
- 言語の習得スピードが早い
- 集中力が高まる
- 絶対音感は脳の発育によい影響を与える
- 楽器習得に役立つ
まぁ堅苦しく考えずに、「親子で楽しむ」という気軽さで、生活に音楽を取り入れています!
ピアノが家にある生活を始めて4ヶ月程になりますが、リビングに置いてある事もあり、自ら触れて楽しむ事が増えてきました。
今は長男が絵本や紙芝居を楽譜と見立て遊びながら触れる事が多いです。又、晴れの日や雨の日、動物の声や足音を音で表現しクイズをだしてきたりもします。
長男なりに考え、ピアノを楽しんでくれている様です。メトロノームがついていたり、いろいろな音に簡単に変えることもできるので小さな子供には電子ピアノは最適だったのかもしれません。
うちの子達が大好きなのは、録音機能です。自分が弾いた音を録音して聞く。という遊びを繰り返してやっています。
今は、ピアノが弾きたくなり復活する「再開者」も多いと聞きます。私もその1人です。
私は「パッヘルベルのカノン」という曲が好きなのですが、練習して弾ける様になった時の達成感は日常生活を送るだけでは味わえないとても心地よいものでした。
ピアノが家にやってきてからというもの、少し1人の時間が欲しい時やストレスが溜まった時等に、ピアノに打ち込むとストレスは緩和され、気持ちのリフレッシュにもなります。今のところピアノの恩恵にあずかっているのは私のようですね。
★おわり★